私の名前はぉっょ。スターバックスが大好き。
スタバのことはよく分からないが、お店の感じとか、客層とか、店員さんのおしゃべりなところとか、漠然と好きで、漠然と課金していた。
ある日、スタバの民のオオハシさんと、林檎さんが
「コーヒーセミナーに行きませんか?」
と声をかけてくれた
一人で行くには
心細くて敷居が高くて
でも、どう考えてもスタバのことがもっと好きになるだろうなと思っていた
「コーヒーセミナー」というイベント。
断る理由なんてなくて、二つ返事で参加を決めた。ワクワクで死ぬかと思った
そしてスタバの民と満を持して
おいしい いれ方
アイスコーヒー編
に行ってきたという話をする。
都内某所。
コーヒーのコの字も分からない私は本当に味の違いなんて分かるのか?こんな高尚なイベントに参加して「フルーティですね!」なんてバラエティに富んだ感想を言えるのか.....?と不安でいっぱいだった。
いかんせん、苦いと酸っぱい以外での表現がわからない。
店員さんになる人は、きっと味細胞が沢山あって、私と違う味覚を持ってしてそのようなことが言えるんだ、特別な存在なんだ!ヴェルタースオリジナルみたいに!と思っていた。
先に支払いを済ませ手始めにKATIKATIブレンドのアイスコーヒーを試飲カップにて頂く。さっぱりしていて美味しい。(この時点ではこの感想しかなかった)
セミナーの受講層としては、20~40代で、女性7名、男性1名という比率で、落ち着いた人が多く、全員玄人臭がしていて、なんかかっこよかった。
そのうちの一人は数えきれないほど受講していて、全セミナーを受けると貰えるレザーパスポートケースに身を包んだ書き込みまくった分厚いパスポートを持っていて、超かっこよかった。初心者の私にも優しく気配りをしてくれ、大好きになった。(私はセミナー番長と呼んでいた)
手始めにコーヒーが出来るまで、煎り方や産地の話をしつつ、コーヒーの飲み比べをしこたまやる。量もちょうどよく、セミナーをしてくれる人のペースがゆっくりであったため、メモも取りやすく、時間に余裕があった。
はじめの飲み比べは
ケニア、コロンビア、イタリアンロースト。
指導された通りカップを手で押さえ、隙間から香りを嗅ぐ。そしてミスト状に口腔内に散らし、全体で楽しむ。するとどうか。
「フルーティな香り」「キャラメリゼが~」
「口に残る香ばしさがたまらなく~」
あの、店員さんしかできないと思っていたワードが出るわ出るわで感想と感動が止まらない。
ちょっと苦手だと思っていたケニアも、こんなにフルーティだとは微塵も思わなかった。というかもはやこれはいつも飲んでいるそれではない。新世界、新境地。
アイスコーヒーってこんなに美味しいの?
これどうやっていれるの?
それをゆっくり今度はハンドドリップとコーヒープレスにて教えてもらえる。
魅力の至れり尽くせりである。
コーヒープレスというのは今回初めて知った器具だったが、
ハンドより簡単で味にムラがなく失敗も少ないので非常におすすめだそう。
多分今度買う。
プレスは油分も抽出されるので味がペーパーと違いダイレクトに出るためどう考えても良い。良さしかない。
お土産や、一緒に出されるフードを含めて
2時間3000円という価格設定は良心的すぎる上に、得られるものが多すぎる。
最高。つまりこれは最高ということ。
あまりに詳細を書くとネタバレになってしまうので概要と受けたパッションをメインに記述してみた。気になったら絶対受けてみてほしい。私は全制覇欲が高まった。
最高。スタバはやはり最高。以上です。